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東京から軽井沢へ往復5000円で行く方法

皆さん、突然ですが夏の軽井沢に行ったことはありますか?

7月中旬の現在ハイシーズンを迎えており、連日猛暑日近い東京を抜けだして涼みに行きたくなるものです。

特に、市街地の北側にある白糸の滝は深緑の豊かさとマイナスイオンを感じる事ができ、オススメポイントの一つです。


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しかし、ハイシーズンの軽井沢で悩みのタネなのが物価の高さ。宿泊費に目をやると、平日でも相場が一泊一人2〜3万円となっており、旅行サイトをそっ閉じしました笑。

そこで今回は、ちょっとしたテクニックで往復の交通費を安くする術をお伝えします。

 

※この方法が向いている人

✔︎早起きが苦にならない

✔︎長時間移動も楽しめる

✔︎土日休み

 

❶JRの駅で「休日お出かけパス」を買う

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首都圏エリアでは、土日祝日限定で発売される「休日お出かけパス」というお得な切符があります。関東近辺のJR線が終日乗り放題で、一枚2720円とお手頃価格です。軽井沢方面に向かう、高崎線神保原まで有効なので、そこから先の神保原ー横川間(往復1540円)の切符を一緒に購入して下さい。

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❷上野発6:40の高崎線に乗る

当駅始発高崎行きに乗ります。そうすると高崎駅15分の接続で、8:49発の信越線横川行きに連絡できます。道中2時間弱くらいかかるので、別途グリーン車を利用するのもいいでしょう。

❸横川からJRバスを利用する

長野(北陸)新幹線開業に伴い、急勾配で知られる横川ー軽井沢間は廃止となりました。代わりにJRバスが定期運行しており、10:05発に乗り込みます(往復1040円)。バスといえど侮る事なかれ、高速バスタイプの立派な車両が充当されています。リクライニング完備、コンセント付きと快適性は抜群です。道中碓氷バイパスを走行し、山越えの光景を楽しむ事ができ、おすすめです。

 

そうこうしていると30分程度で軽井沢駅前に到着します。上野からの所要時間は3時間ちょっと。新幹線にはかないませんが、変わりゆく景色に目をやっていると体感2時間くらいに感じ満足度が非常に高いです笑

 

❹メリット、デメリット

この行き方の最大のメリットは、なんといってもその安さです。

休日お出かけパス…2720円

神保原〜横川間往復…1540円

JRバス往復…1040円

計5300円

新幹線の片道よりも安い値段で行く事ができます。また、お出かけパスのエリア内であれば上野駅までの運賃もタダになります。(神保原までの運賃が片道1360円以下の方は逆に損です)

行程に合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力です。休日お出かけパスは別途特急券を買えば新幹線にも乗れるので、帰りは疲れたから新幹線で帰るという事も可能です。(個人的におすすめなのが、横川でバスを一本見送って碓氷峠鉄道文化むらに寄るというプランです笑)

 

デメリットはある程度時間がかかる点、信越線とJRバスの本数が少ないので乗り遅れが致命傷になる点、土日の日帰りに限定される店です。

3時間の鉄道とバスの移動がしんどい方は、乗り換え無しで短時間で行ける新幹線の方が良いでしょう。

信越線とJRバスはそれぞれ1時間に1本しかありません。乗り継ぎが悪ければ大幅なタイムロスとなります。また、高崎線籠原止まりが多いので注意が必要です。

お出かけフリーパスの有効期限がI日なので、宿泊される方はNGです。

 

夏の軽井沢は行くだけで爽やかな気持ちになるので非常に良いです。抑えた交通費を現地のアクティビティやグルメに使えるので、個人的にもこの行程で軽井沢に行っています。週末どこに行こうか考えいる方、軽井沢に行きたいけど予算的に諦めている方、めちゃくちゃおすすめなので是非活用してみてください!