Ge男

地理をエンタメに!地域の事象や旅について語る

大井町にすまう

皆さん初めまして。

しだれと申します。今回は、私が3年間住んだ大井町の魅力についてお話しします。

 

❶圧倒的利便性

ご存じの方も多いと思いますが、大井町は巨大ターミナル品川駅の隣に位置しており、アクセス面は抜群です。東海道新幹線であれば、思い立てばすぐに乗れてしまう距離感ですし、羽田空港へも京急やバスで容易に行くことができます。車であれば、首都高の五反田、戸越、大井入口が近くにあり、神奈川や埼玉方面へも至便です。

皆さんが住んでいる場所によっては、新幹線停車駅や空港までアクセスするだけでも一苦労という方もいると思います。しかし大井町発であれば、その手間を最小限に抑える事ができるのです。年に複数回旅行に出かける人であれば、間違いなくこのメリットを享受することができます。

僕の妻は以前、平日は名古屋方面へ出張し休日に帰京する生活をしていました。毎週の事なので、移動が苦手な彼女にとっては出張はストレスです。ただ、新幹線駅から一駅という環境なので、その苦痛を最小限におさめられています。

とりあえずなんでもそろう

大井町は商業集積的な観点からみても、非常に充実したエリアだと言えます。駅前にアトレ、阪急、イトーヨーカドーを構え、UNIQLO無印良品ヤマダ電機に駅直結でアクセスできます。仕事帰りへとへとになっていても、改札を出たその足で買い物できるのです。途中駅のターミナルにわざわざ寄らずとも、最寄駅で完結する点がミソです。

❸センベロが楽しい

JR京浜東北線を挟んで駅の東側に赴けば、あなたはそのギャップに戸惑うでしょう。小綺麗な駅前と打って変わって、昭和にタイムスリップしたかのような飲み屋街が広がっているのです。週末ともなると、溢れんばかりの人で賑わい、その開放的な雰囲気に惹かれて「一杯引っ掛けるか」という気分になります。

またどの店舗も価格帯は低く、おつまみを100円台から提供してるところがあります。いわゆる「センベロ」が可能で、サクッと飲みたい層にはうってつけな場所なわけです。

❹悪い点

・家賃は高め

港区や渋谷区、目黒区エリアよりもギラギラしておらず地に足がついた雰囲気の大井町。少し歩けば、天王洲アイルで海の涼しさを感じることができるし、戸越公園で本格的な日本庭園に触れる事ができ、生き生きとしながら生活する事ができます。しかしながら都心の一角をなす品川区ゆえ、家賃相場は高めです。

1k…88,000円

1ldk…116,900円

(出典:ホームズ)

駅前から離れた我が家は2dkで128,000円なので実際に部屋を探すとなると、駅遠、古物件を選択するなどの妥協点は必要になってきます。

・自然がやや少ない

これは筆者の主観でしかないのですが、郊外から越してきた身としては自然が足りないように感じます。

臨海部に海浜公園という自然を感じられる公園はあるのですが、最寄路線はモノレールであり、車でのアクセスがメインとなります。また、先述の戸越公園は庭園美を楽しむ公園であり、レジャーシートを広げてピクニックをするには不向きです。

緑が少なく、建物が密集している為空が狭く感じる。大井町だけではなく東京全般に言える事ですが、私が住み始めて感じた事です。

❺欠点を差し引いても、有り余るお釣りが帰ってくる街

私が挙げた以外にも、読者の皆さんにとってデメリットに感じる部分が大なり小なり出てくるはずです。しかしながら、それらの欠点を勘案してもそれを上回る恩恵を享受できるのが大井町というエリアなのです。

・アーケード続きで雨の日の移動が楽

・大井どんたくなどイベントが盛ん

・駅チカにサウナが充実している

・治安面で不安を感じた事がない

書き出したらキリがありませんが、日々仕事勤めに追われるサラリーマンにとって、こういった一つ一つが心の安定を保っているのかもしれません。

❻最後に

以上が私が3年間大井町に住んで感じた事です。

就職で上京してきて、丸の内や品川に通勤する事になった方、長く東京に住んでいるけど新しい住環境に身を置きたい方は、是非とも一考してみて下さい。決して安いエリアではありませんが、日々豊かさを噛み締めながら生活する事ができると約束します。

拙い文章ですが、最後まで読んで下さりありがとうございました。